2018年10月

Apache2 MPM-ITK 環境下の CGI で sudo するときの注意点

TL; DR/etc/apache2/conf-available/security.conf に次を追加します。root の UID: 0, GID: 0 を範囲に含めています。<IfModule mpm_itk_module> LimitUIDRange 0 6000 LimitGIDRange 0 6000</IfModul

sudo でファイルへのテキスト書き込み

TL; DRパイプで sudo tee しましょう。$ cat <<EOS | sudo tee /root/script.txtfoobarhogeEOS一般ユーザから sudo でコマンド実行していると、出力をファイルに書き込みたいときがあると思います。そういったとき、例えば次のように出力

Apache2 MPM-ITK で WSGI を daemon モードで動かす

Apache2 MPM-ITK 環境下の情報が少なすぎて解決するのに丸一日かかってしまいました。もうこんな目に遭うのはご免なので記録します。前回の記事「Python CGI プログラマのための WSGI 移行

Python CGI プログラマのための WSGI 移行記録

Apache2 MPM-ITK on Debian 9 Jessie を想定しています。10 年近く書いてきた CGI を、昨今の WSGI に準拠したものへと移行するに当って大変苦労した記録です。技術的なことだけではなく、心情的なことも含んでいます。まず最初に書いてしまうと、CGI も WSGI も呼び出しと結果の受け渡しが違うだけで、プログラムの内容や動作には殆ど関係ありません(細かく

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Python3 の CGI で日本語が出力できない!

TL; DR print 文で UnicodeEncodeError が出ているなら次のコードで stdout をラップしましょう。 import io, sys sys.stdout = io.TextIOWrapper(sys.stdo…

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Python のテンプレートエンジン Jinja2 入門の入門

CGI を書いていると出力する HTML の中で定型の部分が多くあることに気付きます。例えば <!DOCTYPE html> から </head> までは、どのページでもそう多く変化することはないと思います。 CGI…