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  • 復元した iPhone に LINE の通知が来ないときの対処法

    2年経過した iPhone SE に後継機種が来なかったので、思い切って iPhone 8 Plus PRODUCT RED に機種変更しました。

    iPhone から iPhone への移行は、iTunes でパスワード保護したバックアップを行っておけばほぼクローンを作れるので比較的楽だと思います。Google Authenticator や Apple ID などは再度設定や入力が必要になるので事前に準備しておきましょう。

    さて、復元が完了した iPhone ですが、LINE はテーマが標準に戻ってスタンプが再ダウンロードしなければいけない状態になるくらいで、ほぼそのまま使い始められます。しかし、しばらくして通知が来ないことに気づきます。メッセージは正常に受信しているので通知を見逃しただけかと思っていたら、そうでもないようで無音で未読が増えていきます。

    解決策は簡単で、「設定」→「通知」→「LINE」と辿って一度通知を無効にし、少し間を開けてから再度有効に戻します。

    LINE の再起動、LINE 側の通知の設定を変えても解決できなかったのですが、これで一発で直りました。

    参考

  • Windows Update 後に指紋認証が使えなくなった – ThinkPad X1 Carbon 5th Gen

    Windows Update 後に指紋認証が使えなくなった – ThinkPad X1 Carbon 5th Gen

    ThinkPad X1 Carbon 5th Gen(Windows 10 64bit) にて Windows Update 後に指紋認証によるログインができなくなりました。設定 -> アカウント -> サインインオプション を確認すると、Windows Hello に対応するデバイスがないと表示されています。

    Lenovo のサイトから「ドライバーとソフトウェア」へ行き、X1 Carbon 用の指紋認証リーダーのドライバを取得します。

    「Synaptics Metallica MOC 指紋認証 ドライバー」をダウンロードしてインストールします。

    設定 - アカウント - Windows Hello
    設定 – アカウント – Windows Hello

    再起動することなく、無事に指紋認証が有効になりました。

  • CentOS 更新後に Aipo の時刻表示がずれる

    CentOS 更新後に Aipo の時刻表示がずれる

    CentOS 7 の更新を行ってからグループウェアの Aipo の時刻表示が 9 時間ずれるようになってしまいました(JST ではなく GMT で表示される)。そのときに試行錯誤しましたが、結論だけ示しておきます。

    まず OS のタイムゾーン設定が正しいかを確認します。

    # timedatectl
          Local time: Thu 2018-04-05 09:24:20 JST
      Universal time: Thu 2018-04-05 00:24:20 UTC
            RTC time: Thu 2018-04-05 00:24:19
           Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
         NTP enabled: yes
    NTP synchronized: yes
     RTC in local TZ: no
          DST active: n/a

    このとき、Time zone: が Asia/Tokyo (JST, +0900) になっていれば問題ありませんが、yum update のときに書き換ってしまったのか、異なる値になっていました。

    JST になっていなければ、JST に変更します。

    # timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

    ちなみに、Aipo の動作環境(Tomcat)にもタイムゾーンの設定がありますが、初期状態でちゃんと設定されていました。Aipo の Tomcat のタイムゾーン設定は、インストール下ディレクトリ下の tomcat/conf/catalina.properties にあります。

    # vi /usr/local/aipo/tomcat/conf/catalina.properties
    ...
    ...
    ...
    user.timezone=Asia/Tokyo

    最後に Aipo を止めて念のため OS の再起動を行い、再度 Aipo を起動して無事に時刻表示が正しく JST になっているのを確認できました。

    # /usr/local/aipo/bin/backup.sh
    # /usr/local/aipo/bin/shutdown.sh
    # reboot
    # /usr/local/aipo/bin/startup.sh
  • アニメでのフィルタによる画質向上 – TMPGEnc Video Mastering Works 6

    アニメでのフィルタによる画質向上 – TMPGEnc Video Mastering Works 6

    TMPGEnc Video Mastering Works 6(以下VMW6) で録画したアニメをエンコードするお話の続きです。前回のインターレース解除に続いて、今回はエンコード時のフィルタによって画質は良くなるのか、というお話。

    録画したそのままの映像を拡大してみると、意外とブロックノイズが多いことに気付くと思います。地上波だと 1440x1080p で 20Mbps 弱といったところ、それを MPEG2 でエンコードしているので仕方ないところです。

    まずは調査がてらに色んな人の意見を見てみたのですが、大体の方が「映像ノイズ除去」あるいは「高精度映像ノイズ除去」を使っていて、「映像シャープネス」や「スマートシャープ」をお好みで、というパターンが多いようでした(各フィルタのオンラインヘルプへのリンクを張っておいたので、詳しくはそちらで)。

    「高精度映像ノイズ除去」は処理が重いらしく処理時間が跳ね上がるので、性能に余裕があるか CUDA を使える環境ならば選ぶといった感じみたいです。

    「スマートシャープネス」は後述しますが、下手にかけると作画に影響が及ぶくらいの効果が出ます。なので原画に忠実にしたい場合はオフにするのが好ましい。

    結局試さないとはっきりわからないってことで、検証した結果を残しておきます。初めに断っておきますが、以下のキャプチャはすべてプレビュー画面から保存したものなので、最終的にエンコードして出てきたものをキャプチャしたものではありません。ご了承ください。

    花咲くいろは 1話より
    花咲くいろは 1話より

    検証には『花咲くいろは』第 1 話より、緒花ちゃんの見上げるシーンを使わせていただきました。

    高精度映像ノイズ除去

    高精度映像ノイズ除去

    実写映像での高精細な処理や、ベタ塗りで構成されることの多いアニメーション的な映像で発生しているノイズ成分を解析し、除去します。また素材にすでに発生してしまっているブロックノイズなどの除去にも向きます。処理が複雑なため、通常の[映像ノイズ除去]フィルターよりもディテールの保持に向いていますが、処理速度に大きな影響が出るので、場合によっては[映像ノイズ除去]フィルターと使い分けてください。

    高精度映像ノイズ除去 – TMPGEnc Video Mastering Works 6 オンラインヘルプ

    通常の「映像ノイズ除去」より優れているが、やっぱり重たいみたいですね。

    デフォルト設定

    なし
    なし
    強さ: 10 範囲: 普通(普通) - デフォルト
    強さ: 10 範囲: 普通(普通) – デフォルト

    髪の輪郭線近くにあるブロックノイズが、なんとなく消えているのがお判りいただけるでしょうか。他の輪郭線近くも同様によーく見ないとわかりませんが、JPEG 系のブロックノイズが抑えられている感じです。

    続いて、処理を軽くするために「範囲」を「狭い(速い) – ディティール保存重視」に固定し、「強さ」を変化させて検証してみます。

    強さによる違い

    強さ: 10 範囲: 狭い(高速) - ディテール保存重視
    強さ: 10 範囲: 狭い(高速) – ディテール保存重視
    強さ: 100 範囲: 狭い(高速) - ディテール保存重視
    強さ: 100 範囲: 狭い(高速) – ディテール保存重視
    強さ: 250 範囲: 狭い(高速) - ディテール保存重視
    強さ: 250 範囲: 狭い(高速) – ディテール保存重視
    強さ: 600 範囲: 狭い(高速) - ディテール保存重視
    強さ: 600 範囲: 狭い(高速) – ディテール保存重視

    いかがでしょうか。正直この記事を書いている画面では全然差がわからないのですが(笑)、拡大して見てみるとだいぶ違いがあります。強さ 100 になると緒花ちゃんの髪の明部のノイズは目立ちませんが、髪飾りの暗部の白浮きノイズは強さ 250 にならないと消えません。強さ 600 まで行くとノイズは確認できませんが、全体的にぼやっとした絵になるので、ちょっとやりすぎですね。大体の方が 200~300 を目安としているようでした。

    違いがわかりにくい場合、画面の明度を上げて、比較画像をダウンロードして画像ビューワで全画面表示してパラパラとめくってみてください。

    スマートシャープ

    スマートシャープ

    映像の輪郭を検出し、輪郭部分を細く(スマートに)することで、解像感を向上させます。

    スマートシャープ – TMPGEnc Video Mastering Works 6 オンラインヘルプ

    ただのシャープネスではなく、ぼやっとした輪郭線を、太らせずに綺麗にはっきりさせる感じでしょうか。

    デフォルト設定

    スマートシャープなし
    スマートシャープなし
    範囲: 80 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128 - デフォルト
    範囲: 80 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128 – デフォルト

    こちらのフィルタはわりとわかりやすいでしょうか。輪郭線が明かに細くなっていますね。冒頭で「作画に影響が及ぶ」というのはこういうことです。線の太さが変ってしまうと、画風にも影響が出ますから、ぱっと見の綺麗さに乗せられて軽々しく使うものではないと思います。

    範囲による違い

    範囲:
    範囲を指定します。
    1~255 の範囲で設定可能です。
    値が大きくなるほど、輪郭からより広い範囲にスマートシャープの効果を適用します。
    範囲: 1 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128
    範囲: 1 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128
    範囲: 80 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128 - デフォルト
    範囲: 80 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128 – デフォルト
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128

    強度による違い

    ぼかし強度:
    ぼかしの強さを設定します。
    1~10 の範囲で設定可能です。
    値が大きくなるほど、輪郭の検出を鈍くさせ、輪郭としてより目立つ部分をターゲットにスマートシャープの効果を適用します。 大きくしすぎると、ぼやけた輪郭線となります。
    範囲: 255 ぼかし強度: 1 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 1 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 10 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 10 検出レベル: 128

    検出レベルによる違い

    検出レベル:
    輪郭部を検出する強さを設定します。
    1~255 の範囲で設定可能です。
    値が大きくなるほど、より細くくっきりとした輪郭線となります。
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 1
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 1
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 128
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 255
    範囲: 255 ぼかし強度: 3 検出レベル: 255

    結論

    ここまで試しておきながら、結局は「高精度映像ノイズ除去」だけを使う予定です。強さは 250 で。いくら綺麗になると言っても、作画に影響が出るのはちょっとやり過ぎかなと思いまして。

  • アニメでのインターレース解除 – TMPGEnc Video Mastering Works 6

    アニメでのインターレース解除 – TMPGEnc Video Mastering Works 6

    急に昔の録画をエンコードしたくなったので、思い切って定評のある TMPGEnc Video Mastering Works 6(以下VMW6) に手を出して試行錯誤してみたお話です。結論を先に書いてしまうと、先人が用意されたプロファイルが一番楽で綺麗でバランスが取れています。

    手っ取り早く済ませたいなら本当にこれが一番です。以下は色々効果を調べたい方向けの内容です。

    (さらに…)

  • 宝達山 – 下見

    宝達山 – 下見

    名称
    宝達山
    標高
    637m
    略説
    能登最高峰の山。能登半島の付け根付近に位置しており、石川県と富山県を跨いでいる。
    Wikipedia
    宝達山 – Wikipedia

    唐突に登山を始めることにしました。一時期、長野県に住んでいたので山からの見晴しの良さは身を以て経験していますが、今までは車やバイクで走れるところしか行ったことがありません。ツーリングやドライブが主目的だったのでそれはそれで満足していましたが、ヤマノススメを読んだら何かが目覚めてしまい、どうしても自分の足で登ってみたくなりました。調べると近場にモンベルの店舗があったので早速モンベル会員になり、靴とザックと雨具を揃えました。

    さて、初めて登る山はどうしようかと思って近場の山を調べていると、知っている名前の山はそこそこ大変そうです。いきなり「医王山」や「白山」なんてもっての外、どうしたものかと途方に暮れました。

    そこでふと、いつも車やバイクで登っていた「宝達山」はどうだろうと調べてみるとそこまできつくもないようなので、初めて登る山は「宝達山」にすることに決めました。

    いきなり登るのもちょっと心配なので、ひとまず登山口まで下見に行ってきました。

    登山道口には駐車場が用意されていました。

    img_7411.jpg

    少し下ったところにトイレも用意されています。

    img_7413.jpg

    登山道の案内看板。「こぶしの路」という名前のようです。

    入口はこんな感じでわかりやすくなっています。「山の龍宮城まで 3.5km」とありますが「山の龍宮城」とは頂上付近にある休憩施設です。展望台があり、日本海側を一望できます。車やバイクでは幾度となく訪れている場所ですが、登山で訪れるのはまた違うのでしょうね。

    img_7401.jpg

    少し進んでいくと、小川を渡るように案内があります。

    見た目が不安になるような簡単な橋ですが、ちゃんと渡れました(笑)

    ここからは、いかにも「登山」といった感じの道でしたが、雨が降り始めたので今回はここで撤収しました。

    入口からほんの少し入っただけですが、わくわくしていまいました(笑) いざ登ったら、へとへとになってそんなわくわくどこかへ吹き飛ぶのでしょうけど。

    次は天気の良い日を見計らって、実際に挑戦してみたいと思います!

  • Debian の WordPress でハマったこと

    プラグインやテーマの更新で FTP 接続を要求される

    原因
    Apache 等のプロセスが、wp-content に書込む権限がないのが原因です。
    対処
    wp-content に書込権限を与える、または所有者を変更する。
    参考
    自宅DebianサーバーにWordPressインストール後にハマりやすい注意点3つ – デフよん
    $ sudo chmod 707 /usr/share/wordpress/wp-content/

    または

    $ sudo chown -R www-data:www-data /usr/share/wordpress/wp-content/