2020-04-22 追記
指摘されて知りましたが、スーパーロープロファイルのキャップよりも更に背の低いキャップがあるそうです。
補足情報です
・X1C7(2019)からスーパーローよりさらに低くなりました
・X1T3は1,2と形状が異なっているようです
参考:https://t.co/x2e6sgpk8z— Saoto (@saoto28) April 5, 2020
また、最新の対応表は「アクセサリー/オプション互換性ガイド (OCM)」に掲載されていることも教えていただきました。
最新4月号OCMにX1C7情報が載っていました。https://t.co/EGA60AM8xA
高さ2mmから6mmまでほぼ1mm間隔で出そろったので、これ以上は増えないのではと思います— Saoto (@saoto28) April 5, 2020
@saoto28 さん、教えていただきありがとうございました。
ThinkPad ユーザーがいつも困る TrackPoint のキャップの種類についてまとめます。
現状販売されている TrackPoint のキャップには4種類の高さがあります。
- 通常高
- Low Profile(ロープロファイル)
- Super Low Profile(スーパーロープロファイル)
- Ultra Low Profile(ウルトラロープロファイル)
この中でウルトラロープロファイルだけが特殊で、「ThinkPad X1 Tablet Thin キーボード」にのみ使われています。
次の写真は通常高、ロープロファイル、スーパーロープロファイルを比べたものです。
見ての通り、通常高のものとロープロファイルは同じ軸受け形状をしています。
そのため、ロープロファイルのキャップを通常高の代りに使えます。
スーパーロープロファイルはそもそも軸形状が全く異なるため、通常高やロープロファイルとは全く互換性がありません。
どの ThinkPad がどのキャップを使うのかをまとめましたが、Lenovo の対応表では3桁型番6世代目しか載っていなかったため、現行機種までをカバーするものではありません。
唯一、ThinkPad X280 に関しては実際に使っているので載せてあります。
通常高を使う製品
- ThinkPad X230 以前
- ThinkPad E530 以前
- ThinkPad T430/T530 以前
- ThinkPad L430/L530 以前
- ThinkPad W 530 以前
- ThinkPad X1 Carbon (2012)
ロープロファイルを使う製品
- ThinkPad X240 - X260
- ThinkPad E540 - E550
- ThinkPad T440 - T450/T540 - 550
- ThinkPad L540 - L560
- ThinkPad W540 - W550
- ThinkPad X1 Carbon (2014-2015)
- ThinkPad Yoga (2014)
- ThinkPad Yoga 12
- ThinkPad Yoga 260
- ThinkPad Helix (2013)
スーパーロープロファイルを使う製品
- ThinkPad T460s
- ThinkPad X1 Carbon (2016以降)
- ThinkPad X1 Yoga
- ThinkPad 13
- ThinkPad X280
ウルトラロープロファイルを使う製品
- ThinkPad X1 Tablet Thin キーボード
補足
タイトルでは4種類と書きましたが、通常高のキャップには形状が異るキャップが3種あるため、正確にはもっとあります。
ただ、現状では「ソフトドーム」と呼ばれている形状が一般的で、全てのキャップに共通している形状であるため、これに絞っています。