割りと有名な Intel SSD 320 の容量が 8MB になる病。結論だけ先に書くと、USB のアダプタ経由でも良いので TxBENCH で Secure Erase をするだけで治りました。
ある日 ThinkPad X220 が OS ごとフリーズしたので、電源ボタンによる強制終了を行いました。
電源を入れなおすと BIOS の次に Windows ロゴが現れずに
No bootable device.
(正しい表記は忘れたけど内容的にはこんな感じ)
ブートローダー壊れたかな? と思い(強制終了で何回か食らった経験あり) Windows の起動ディスクから修復をかけてみるも、ダメ。試行錯誤するもダメ。しかもディスク容量が 8MB になっている。なんじゃこりゃ。
で後から知ったけど Intel SSD 320 の持病みたいで、起動中に電源が落ちるとこうなることがあるらしい。データの救出も困難と。
ThinkPad X220 はサブで使っていたのと、近頃あまり使用してなかったので大きなデータ消失はしなかったけど、デスクトップに一時的に置いていたファイルはすべて諦めるしかない。何置いてあったかよく憶えてないので、大して重要なものでもなかろう。
さて、この 8MB になった SSD はもうゴミなのかというと、治す方法があるらしい。ただしそれを実行できる環境がかなり限られていて、Windows 7 で Intel SSD Toolbox を用いて起動中に SATA の抜き差しを行うというもの。
そもそも Windows 7 なんてすべて Windows 10 にアップグレードしてしまって一台もない。SATA に直結できて一時的に Windows 7 を入れることのできる空き PC もない。ということで、何ヶ月か放置していた。
で、最近見つけた情報
- SSD復活!8MB病治したぞい!! - 思考停止無視。
結局、Intel SSD Tool Boxは認識してくれなかったので、
TxBENCHというフリーソフトで初期化しました。
それでも、いくら実行しても状況が改善されなかったので、諦めていたのですが、
今日、出社してPCの電源を入れたら「新しいハードウェアがインストールされ、使用準備ができました。」
と突然表記がでたのでもしやと思い、繋ぎっぱなしにしてたSSDが突如として認識していました。
おそらく、TxBENCHで初期化して接続しなおさなきゃいけなかったんでしょうね。
これは!と思って USB の外付けアダプタ経由で TxBENCH を実行し Secure Erase を実行してみた。
(画像は後から撮ったので Intel SSD 320 ではなくて Samsung SSD 850 になってます)
2 分ほど待って完了。一度抜いて挿し直すと……おお!容量が元に戻った!
といことであっさり治ってしまいました。もう Samsung の SSD に入れ替えてしまいましたよ。